アメリカの医療 - アメリカの病院で外科手術1回目-1

アメリカでの外科手術①

数年前になりますが、ミシガン大学病院で全身麻酔で2回手術を受けました。
その時の記録です。

CPC(ホームドクター)から紹介状を書いてもらう

CPC から婦人科を紹介状を書いてもらった後、
ミシガン大学婦人科の予約を
電話で取りました。

専門病院を予約する

紹介状は実際に印刷して病院に持参する必要はなく
ドクターが患者ポータル(後述)でデータで閲覧できるので
とくに紙媒体でのやりとりは必要ありませんでした。

担当ドクターは女性が良いか、男性が良いか聞かれましたが
婦人科領域ということもあり
女性ドクターを希望しました。
その後、婦人科初診の予約日が伝えられました。

予約の日も患者ポータルで
確認することができます。
この患者ポータルですが
かなり便利だと思いました。
(日本でもあるのでしょうか?)


担当ドクターも確認することができ、
私がアジア人だからなのか
担当のドクターは若い女性のアジア人
に決まっていました。

患者ポータルについて

患者ポータルとは (Patient Portal)

ポータルのコンセプトは、
患者個人が健康記録情報や
医療従事者との情報共有の管理
をすることです。

どんなことが分かる?

  • 受診予約日
  • 各種検査結果(血液検査、画像検査、生検など)
  • 内服薬(お薬手帳)
  • ワクチン接種履歴
    診察カルテを参照する
  • 手術所見を参照する
  • 担当医に質問する
  • オンラインで予約を取る
  • 医療情報を他の医療機関に送信する
  • 保険のネットワーク内でドクターを探す
  • 受診料の見積もり
  • 受信料の支払い
  • 自分の保険会社のプラン

などほぼすべてのことが
この患者ポータルで可能となっています。

患者-ドクター間と
医療機関内のスタッフ間
他の医療機関の間で
患者医療情報がデータで
簡単に共有できる
ということです。

婦人科初診

婦人科の初診では、問診、視診、触診を行いましたが、
正確な診断名がつきませんでした。
担当の女性の指導医の先生も
診察に加わり、
「嚢胞だと思うけど、
腫瘍かもしれないので
次回MRIを撮影する」と言われました。
また、泌尿器科の先生にも
一応コンサルトする旨を伝えられ、
MRI撮影の日時と
泌尿器の先生の診察日の予約を取って
その日の診察は終わりとなりました。

つづきます

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