ニキビ治療薬 過酸化ベンゾイル
体調や生活の乱れでニキビができてしまった時に、
アメリカで一般的に使われるお薬として
過酸化ベンゾイルがあります。
英語表記では benzoyl peroxide と表記されます。
ニキビ対策として有名な商品として
プロアクティブ
が有名と思います。
アメリカのプロアクティブには
この過酸化ベンゾイルが含まれていますが、
日本のプロアクティブの成分は異なり、
過酸化ベンゾイルが含まれていない処方
となっているようです。
過酸化ベンゾイルの効果としては、
主に次の項目が挙げられています。
- ニキビの原因菌に対する抗菌作用
- 毛穴の閉塞の改善作用
実際の使用感
私が実際に使用したのは、
クリームタイプの洗顔料
CVS Health Creamy Acne Face Wash
ニキビに塗布する治療クリーム
CVS Health Acne Spot Treatment Maximum Strength
使用頻度は、
一日1回夜のみ
5日連続で使用しました。
まず、ニキビが実際に治るかということですが、
製品には数時間で効果が表れると書いてありますが、
実際に完治するまでには4、5日くらいかかりました。
なにもしないよりかは早く治ると思いましたが、
私にとっては副作用の方が強かったです。
副作用
まず、洗顔クリームを使用した際、
瞼のまわりがヒリヒリしました。
瞼のまわりは皮膚が薄いので、
直接クリームを肌にのせないようにしても、
すすぎのときにどうしても触れてしまいます。
数日使ってみて、朝おきると、
瞼が真っ赤に腫れていました。
あまりに腫れていて、
本当にびっくりしました。
上瞼が二重の幅が異様に広くなり、
下瞼には涙袋のあたりがパンパンに
なっていました。
腫れが引くのに数日かかりました。
ニキビに直接塗るクリームも
刺激が強く、
塗った部分の皮むけと
ひどい乾燥が
起こりました。
結論として
私には過酸化ベンゾイルは
強すぎて合いませんでした。
もう一つの注意点として
過酸化ベンゾイルがお洋服につくと
漂白されてしまうということです。
私のお気に入りのTシャツが
漂白されてしまった
実際の写真…
ショックです
以上のことから、
私は数回使ったのみで
ストップしてしまいましたが、
効果と副作用には個人差があり、
そんなに副作用もなく
ニキビをしっかり治すことができた
という方もいらっしゃると思います。
過酸化ベンゾイルを使用する際には
以下の注意点が挙げられています。
- 唇や目の周りなどの部位に付着することを防ぐ
- なるべく少ない量、使用頻度(1日1回、2日に1回など)から始め、
肌の様子を見ながら使用する - 異常があらわれたら使用をすぐやめる
- 過酸化ベンゾイルを使用した後は紫外線対策をしっかりする
- 服につかないように注意する
お薬には効能と副作用があり
特にアメリカの市販薬は特に強い作用を持つものも
簡単に手に入りますので
副作用についてしっかりと留意して
使用することが
大切と思っています。
ニキビ対策で、もっと副作用の少ない有効成分ナイアシンアミドを試してみました!記事はこちら
参考になりましたら幸いです。
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